新型コロナウィルスの外出自粛の影響で、お客様とのやり取りも対面ではなく、チャットや、オンライン面談でのやり取りが多くなりました。
対面でもオンライン上でも、自身がお客様とのやり取りで意識していることは変わりません。
これからますますオンラインでのやり取りが増えるからこそ、やり取りの仕方は重要になってくるかと思います。
今回は、自身がお客様とのやり取りで意識していることについて書きました。
お客様とのやり取りでは、とにかくお客様に質問をして、お客様にお話をしていただくことを意識しています。
等を中心に質問しています。
以前は、お客様と話をする内容を事前に考えていったり、資料を作ったりするなどして、打合せに臨んでいましたが、それだとこちらが一方的に話をすることになってしまい、お客様が話したいことを話せないということに気づきました。
積極的なお客様ですと、どんどん話をしてくださっていましたが、その場合も事前に作っていた資料などを使わずに終わるため、どちらにしろ、資料作りはしない方が良いということになりました。
税理士が話したい事とお客様が話したい事は全く違うことがほとんどです。
税理士が話したいことは、もちろんですが税金や会計の事であることが多いです。
しかしながら、お客様が話したいことは税金や会計ではないことが多いです。
そのため、税理士が話したいことだけ話してしまうとお客様との間ですれ違いが生まれてしまいます。
お客様はご自身のビジネスについて話を出来る人がいないことが多いため、聞いてくれる人を求めているものだと思います。
このような経緯から、自分自身は打合せで、お客様が話したいことは何なのかを中心に質問するというスタイルにしています。
お客様からのご相談に対しては、完全否定をするような回答はしないように心がけています。
誰しも、自分が思ったことを完全否定されたら良い気持ちはしないものです。
その中で、どうしても出来ないことに対しては、同意できる部分についは共感したうえで、「なぜ出来ないのか」を説明するようにしています。
バランスのとれた回答と選択肢をいくつか用意することを意識して、リスクなども説明したうえで、最終的には経営判断になることがほとんどのため、お客様にご判断いただくようにしております。
ただ、お客様がやろうとしていることに対して、時には全力で止める場面もあります。
例えば、架空の経費を計上するとかそういったことに対しては、厳しく注意をさせていただきます。
最終的に、お客様が不利益を被ることになってしまいますし、税理士としての使命もありますので。
チャットワークやslack等の文面でのやり取りについては、出来るだけ話し言葉になるようにしています。
文面でのやり取りは、文面によっては冷たい印象になってしまったり、伝え方が難しいところがあります。
例えば、「~です。」は「~ですよー。」とするだけで、印象が柔らかくなります。
さすがにお客様に対しては「~ですよー。」という事はほとんどありませんが、
「~だと思いますよ。」とかにするだけでも印象は違うのではないかなと。
「ダメです。」も「ダメなんですよね…」とか「少し厳しいかもしれないんですが、ダメだんですよね…」とすれば、全く印象は変わってきます。
お客様からのご相談に対しては、出来る限り即レスを心がけています。
ご相談の内容や分量によっては、お時間をいただくことがありますが、そのことについても、お時間をいただく旨を即レスするようにしています。
また、ほとんどありませんが、どうしても一日中ないしは数日チャット等を見れない状況はあるかもしれません。
その際は事前にご連絡の上、お客様にご了承を得ておくようにしています。
ここまでで、お客様とのやり取りについて意識していることを書いてきました。
書いてみると当たり前のことばかりなのですが、周りの話等を聞いていると、これが出来ないという方が結構いらっしゃるようです。
自身も、完ぺきに出来ているかはわかりませんが、意識をしているだけで全く違うと思います。
これからも、上記のことを意識して、お客様にご満足いただけるサービスを提供していきたいです。
お問い合わせ・ご相談は、お問合せフォームもしくはチャットワークにて受付しております。
まずはお気軽にご連絡ください。
受付時間 | 10:00〜18:00 |
---|
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
---|