「アットホームな雰囲気でお客様の悩みに寄り添います」
「信頼できるパートナーとして、何でもお気軽にご相談ください」
「わかりやすい説明と親身なサポートをお約束します」
「融資の計画から獲得までしっかりサポートします」
「受給の可能性がある助成金・補助金の相談もできます」

こうしたキャッチコピーに惹かれて契約したものの、実際には不満を感じているという方も少なくありません。

特に、急成長している税理士事務所では、担当者が未熟だったり、レスポンスが遅かったりといったトラブルが発生しやすくなります。

この記事では、ひとり社長が税理士事務所選びで失敗しないための注意点を解説します。

急激に拡大している税理士事務所には、以下のような問題が発生しがちです。

担当者の質にバラつきがある

• 急速に顧客を増やしている事務所では、経験不足の担当者が増える傾向があります。

• 経営者の質問に対して的外れな回答や、税務知識に乏しいアドバイスが返ってくるケースも。

よくあるパターン：

• 「この経費、落とせますか？」と聞いても、「調べておきます」で終わり、その後音沙汰なし。

• 「売上が伸びたけど、税金はどのくらいになりそうですか？」と質問しても、的確な回答が得られない。

• 決算前の対策を相談したいのに、「今は忙しいので決算月に話しましょう」と言われて放置。

レスポンスが遅い

• 契約前は丁寧に対応していたのに、契約後は返信が1〜2ヶ月遅れることも。

• 経営判断が必要な場面で、必要な情報が得られない状態に陥る可能性があります。

こんな声も：

• 「決算直前に税理士から連絡が来たけど、こちらの質問には後回しで対応が進まない。」

• 「問い合わせの返答がなかなか来ないので、自分で調べて対応した方が早かった。」

• 「税務調査の連絡を受けて慌てて相談したら、『担当者が不在です』と言われた。」

担当者が頻繁に変わる

• 人材の入れ替わりが激しいため、担当者がコロコロ変わることも。

• 経営の状況を理解してもらえず、毎回一から説明し直すことになります。

よくあるケース：

• 「担当者が変わるたびに『初めまして』から始まり、経理の状況を毎回説明する羽目に。」

• 「ようやく信頼できる担当者がついたと思ったら、すぐに別の担当者に交代された。」

• 「何度も伝えた内容が引き継がれておらず、同じ話を繰り返してしまう。」

実際の口コミを見ると、以下のようなトラブルに遭遇したという声が目立ちます。

• 「質問しても返事が来るのは1〜2ヶ月後。事業の意思決定が遅れた」

• 「税理士を名乗っているのに税務の知識が浅く、的外れなアドバイスばかりだった」

• 「契約前は手厚いサポートをアピールしていたが、実際には何もしてくれない」

もちろん、拡大志向の税理士事務所にもメリットはあります。

• 価格が抑えられていることが多い：人員を多く抱え、規模の力でコストを下げられる。

• 専門分野に特化したスタッフがいる：税務、会計、財務など分業制が確立されているケースも。

• スピーディーに手続きを進める体制が整っている：事務作業の効率化を徹底している。

ただし、これらのメリットを活かせるかは事務所の管理体制次第。
表面的な安さに惹かれて契約しても、実際には想定以上の手間やストレスがかかることも少なくありません。

税理士事務所を選ぶ際には、代表者のSNSを確認するのも一つの方法です。

次のような特徴がある場合は注意が必要です。

• 経営者交流会や高級会員制クラブの写真を頻繁に投稿

• 「成功者」をアピールし、顧客の成功よりも自己顕示欲が強い

• 他の税理士との飲み会や派手なイベントに頻繁に参加

表向きは「経営者をサポート」と言いながら、本当の目的は自身の成功というケースも少なくありません。

当事務所は、ひとり社長専門の税理士事務所として、必要なサポートに特化した運営を行っています。
ただし、もちろんデメリットも存在します。

メリット

• シンプルな料金体系：余計なオプションがなく、明確な料金で提供。

• 無駄なサービスを省く：本当に必要なサポートだけを提供。

• オンライン完結：チャットやオンライン面談で、迅速に対応。

デメリット

• 直接訪問は行っていない：全国対応可能ですが、オンライン限定。

• 年2回の面談のみ：必要最低限のやり取りを重視しているため、無駄な面談は行いません。

• 個別の経営コンサルティングは提供していない：税務に特化したサポートを提供します。