今の税理士が高齢で、この先が不安…
後悔しないために“今からできる5つの備え”

「そろそろ限界かも?」と思ったら、備えのタイミングです

「うちの税理士さん、もう結構な年齢なんだよな…」
「体調も心配になってきたし、この先も頼ってていいのかな…」

今の税理士に不満があるわけではない。
むしろ、ずっと付き合ってきたからこそ変えづらい。
でもふと、「もし今、急に連絡が取れなくなったら?」と考えて不安になることはありませんか?

実際に、**税理士が高齢なまま頼り続けていたことで「いざという時に困った」**という声は少なくありません。

この記事では、高齢の税理士に頼っている方が、今からできる5つの備えを整理してご紹介します。
いまの信頼を壊さず、でも万が一にも備えられる。そんな“ちょうどいい距離感”で、将来の安心を作っていきましょう。

1. 「高齢だから」というだけで、なぜ不安になるのか?

ベテラン税理士には豊富な知識と経験があります。
だからこそ安心して任せてきたのに、不安を感じ始めるのには理由があります。

  • 申告のタイミングで「体調が悪くて動けない」と言われたら?

  • 後継者が誰かも分からないまま、ある日突然連絡が取れなくなったら?

  • 事務所を引き継いだ人が、まったく話の通じないタイプだったら?

税理士は“長く付き合う”ことが前提のパートナー。
だからこそ、「この先もずっと任せられるかどうか」を見直すタイミングは、意外と重要です。

2. 実際にあった「頼っていた税理士が突然…」というケース

これは架空の話ではありません。
実際に筆者が相談を受けた中で、よくあるケースをいくつかご紹介します。

 

【ケース1】申告直前に、税理士が入院

「今年の申告はちょっと他の先生を探してください」
決算まで2週間というタイミングで、高齢の税理士さんから突然そう言われた社長。
理由は体調不良による入院。紹介も引き継ぎもなく、慌ててネットで税理士を探すことになったそうです。

 

【ケース2】ハガキ1枚で「廃業しました」

80代の税理士にお願いしていた社長のもとに、ある日1枚のハガキが届きました。
内容は、「体調不良により廃業することにしました。長年ありがとうございました」の一文だけ。
引き継ぎ相手もいないまま、突然“税理士不在”になってしまったのです。

 

【ケース3】後継者と全然合わない

信頼していた税理士の引退後、「この方に引き継ぎます」と紹介された後継者。
ところが、「この経費はどうなりますか?」と質問しても、「そういうのは基本対応してないんで」と冷たくあしらわれ、まるで“顧問”という感じがしなかったといいます。

3. 後継者がいるからといって、安心できるとは限らない

後継者がいる=安心、とは言い切れません。
なぜなら、税理士との関係は“人”で決まるからです。

 

信頼関係は、ゼロからの再構築が必要

長年築いてきた関係性やペースは、新しい担当者にそのまま引き継がれるわけではありません。
しかも、性格や価値観が違えば、ちょっとしたやりとりでも違和感が積み重なっていきます。

対応のクオリティが下がるケースも

前任が丁寧だったのに、後継者は「事務的でそっけない」。
聞きたいことがあっても「後日確認します」と言われるだけ。

顧問料はそのままでも、満足度は大きく下がってしまうことがあります。

4. 税理士は今すぐ変えなくてもいい。
でも“選択肢”は持っておくべき

大切なのは、「いざという時、動ける準備があるかどうか」です。
今すぐ変更する必要はありません。でも、“備え”としての比較検討はしておいて損はないのです。

 

焦って探すと、失敗しやすい

申告が迫ってから慌てて探すと、相手を吟味する余裕がありません。
「どこでもいいから対応してくれそうなところにお願いするしかなかった」となってしまっては、本末転倒です。

 

相性を確かめるのは、時間に余裕があるときに

ゆっくり比較検討することで、「この人なら安心して任せられそう」という感覚が持てます。
逆に、「やっぱり今の税理士でいいかも」と再確認する機会にもなります。

5. オンラインの税理士でも、ちゃんと相談できます

「でも、オンラインの税理士ってなんとなく不安…」
そう思う方も多いかもしれません。

ただ、最近はオンラインに切り替えたことで「ラクになった」「むしろ相談しやすくなった」という声も増えています。

 

【実例1】紙資料と郵送のストレスから解放(大阪府・50代男性)

紙のやり取りや郵送が手間でストレスになっていたが、クラウドでのやりとりに切り替えたことで一気に効率化。
「毎月探してたファイル、今は検索で一発。めちゃくちゃラクです」とのこと。

 

【実例2】高圧的な後継者にうんざりして切り替え(埼玉県・30代女性)

紹介された後継者がとにかく上から目線。
話しにくくてモヤモヤしていたところ、オンライン対応の事務所に変更。
「むしろそっちの方がちゃんと状況を理解してくれてる」と安心して相談できるように。

 

【実例3】ちょっとした質問がしやすいのが嬉しい(神奈川県・30代男性)

「こんなこと聞いても大丈夫かな…」と気を遣っていた日々から、チャットで気軽に質問できるようになって安心感アップ。
「経費のことも、雑談みたいに相談できるのが助かってます」との声も。

まとめ|“何かあってから”ではなく、“何もないうちに”備えるのが正解

高齢の税理士にお願いしているというだけで、すぐに変える必要はありません。
でも、「もし急に引退・入院・廃業となったら?」というシミュレーションは、今のうちにしておいた方が安心です。

特に今は、オンラインで相談できる税理士も増えています。
距離や場所に縛られず、自分のペースで相談できる時代。
オンラインだからこそ、「話しやすさ」や「スピード感」がむしろ向上することもあります。


ご検討中の方へ

※現在、新規の税務顧問契約は【毎月3件まで】に限定しております。
税理士本人が責任を持って対応する体制のため、対応件数に限りがございます。

「この税理士なら、いざというとき頼れそうだ」と感じた方は、ぜひお早めにご連絡ください。

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