ひとり社長が気をつけたい“感じのいい税理士”——笑顔で寄り添ってくれるけど、それって本当に“あなたのため”?

最近よく見かける税理士事務所のホームページ。
事務所オリジナルのパーカーを着て、スタッフ全員が笑顔で腕を組んでいる——そんな雰囲気のサイトが増えてきました。

「寄り添います」「安心のパートナーになります」
そう言われると、なんとなく“ちゃんと向き合ってくれそう”な気がしてしまうものです。

でも、実際に契約してみるとこう思うこともありませんか?

「いつもニコニコしてるけど、こっちのこと本当に考えてくれてるのかな…?」

「感じはいいんだけど…」の“けど”がずっと引っかかる

・レスポンスが遅い
・ミスが多い
・何をやってくれてるのか分からない
・説明があっても曖昧

でも怒らないし、感じはいい。言い訳もしない。笑顔で「すみません〜」と返してくる。

その“ゆるさ”に、なんとなく許してしまっていませんか?

優しそうな対応=会社の味方、とは限らない

言いたいことを言わず、なんでも「大丈夫ですよ〜」と流す。
経営者の判断にいちいち口を出さず、基本的に“肯定しかしない”。

それを「信頼して任せてくれてる」と勘違いしてしまうことがありますが、
実はただの“言いなり”だったりします。

顧問契約を継続してもらうために、波風立てないようにしているだけ。
つまり、機嫌を取ってるだけで、本質的に会社のことは考えていないということもあるのです。

「やめた方がいいですよ」と言ってくれる人の存在

本当に向き合っている税理士なら、リスクがあることはちゃんと伝えてきます。

「それはやめた方がいいですよ」
だけじゃなく、“なぜそうなのか”をきちんと説明してくれる。

・税務調査の可能性が高まる
・後から修正申告が必要になる
・節税にならないばかりか、逆に損する
・過去に同じようなケースで問題が起きた など

そういう“嫌われるかもしれない話”を、きちんと正面からしてくれる人の方が、よっぽど信頼できませんか?

“本当の優しさ”とは?

本当に優しい税理士なら、あなたの判断ミスやリスクに対して、ちゃんとNOを出してくれます。
ときには「それはやっちゃダメです」と、ハッキリ言ってくれる。

それって、目先の“関係性維持”よりも、会社のことを優先している証拠なんですよね。

ご機嫌を取るのは簡単です。
でも、その優しさには覚悟がない。
「言いたくないことも、ちゃんと伝える」
それが、本当の優しさじゃないでしょうか。

まとめ:笑顔の奥に“覚悟”はあるか?

見た目が柔らかくて、話しやすそうで、否定もしてこない。
一見すると“理想的な税理士”のように見えます。

でも——
会社にとって、本当に必要なのは「優しそうな人」ではなく、
ちゃんと考えて、ちゃんと伝えてくれる人ではないでしょうか。


当事務所では、オンライン対応を前提に、無駄なサービスは一切提供していません。
やり取りもシンプルに、必要なことは必要とお伝えし、ときには「やめた方がいいですよ」とハッキリ助言します。
その理由も、税務的な根拠や実例をもとに、納得できる形で丁寧にご説明します。

“感じの良さ”ではなく、“会社を守るスタンス”で税理士を選びたい方へ。
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