ひとり社長が今の税理士に不満はないけど変えたい本当の理由

「今の税理士、特に不満があるわけじゃないんですけど……」

こうした言葉を、ひとり社長の方からよく耳にします。
申告も無事に済んでいて、記帳もきちんと見てもらっている。
料金も特に高くないし、大きなミスもない。

それでも、ふとした瞬間に「このままでいいのかな」と感じる。
それは明確な“不満”ではなく、言葉にしづらい“違和感”です。

この違和感を見過ごしたままだと、
税理士との距離が少しずつ離れていき、
結果として「ただの手続き係」になってしまうことも。

この記事では、その“モヤモヤ”の正体に寄り添いながら、
ひとり社長が顧問税理士に本当に求めているものについて、
現場でよくある声をもとに整理してみたいと思います。

1. 不満はないけど“話しにくい”という違和感

「聞けば答えてくれるけど、こっちから聞かないと何も言ってこない」

このような声は少なくありません。
ただ、それ自体が問題とは限りません。
税理士としても、お客様が何に困っているのかが見えていなければ、動きようがありません。

そもそも経営判断や日々の細かい悩みは、経営者自身が「相談してみよう」とアクションを取ってはじめて共有されるものです。

とはいえ、「これって聞いていいのかな」「こんなことで連絡したら迷惑かな」といった遠慮があると、
そもそも最初の一言が出せなくなってしまいます。

当事務所では、電話よりもハードルの低いチャットワークでのやり取りを基本としています。
ちょっとした疑問や相談でも、気軽にポンと送れるような環境づくりを意識しています。

もちろん、どんな内容でも無制限にというわけにはいきません。
一定の節度は必要ですが、「これくらいなら聞いてもいいかな」と思える関係性を築けることが、結果的に長く続く顧問契約につながると考えています。

2. 面談の回数は多ければいいというものではない

「面談が年に1回だけで不安です」というご相談もあります。
ですが、実際には「面談が多すぎて意味がない」という逆のパターンも存在します。

特に、年商1億円以下のひとり社長の方であれば、
そこまで頻繁に面談を行わなくても、税務対応に支障が出ることはまずありません。

当事務所では、決算の3ヶ月前と申告直前の年2回の面談を基本としています。
この2回があれば、数字の確認も、必要な対策の検討も十分可能です。

むしろ創業期などは、税理士との面談に時間を取られるよりも、
売上づくりやプロダクト開発に集中する方が建設的なケースも多いと感じています。

もちろん、月次の面談などをご希望される場合は、別途お見積もりのうえ対応可能です。
面談は“多い方が良い”ではなく、“必要なタイミングで必要な話をする”ことが大切なのだと思います。

3. 忙しそうで、つい遠慮してしまう

「前に“それは契約外です”と言われてから、もう相談しづらくなってしまった」

こんな声を聞くこともあります。
税理士も人間ですし、時間にもリソースにも限界があります。
ですが、それを理由に相談しにくい空気になってしまうのは、本末転倒です。

当事務所では、チャットワークに一本化することで、お互いの負担を減らしながらスムーズなやり取りができる体制を整えています。

契約外の内容については、その都度「ここまでは対応可能ですが、それ以降は別途のご相談になります」と、できるだけ丁寧にお伝えするようにしています。

なんでもかんでも無料で、というスタンスではありませんが、
「これは聞いても大丈夫そうだな」と安心していただける関係性は大事にしています。

4. スピード感のズレがじわじわストレスになる

「返信が3日後」「“調べておきます”と言われたまま放置」
こうしたことが重なると、信頼関係にも影響してきます。

ひとり社長の多くは、日々スピード感を持って意思決定をしています。
そのなかで、ちょっと確認したいことがあるのに返事が遅い——というのは地味にストレスです。

当事務所では、チャットワークに統一することで、業務の合間にもサッと返信できる体制を整えています。
土日祝を除けば、平均して2〜3時間以内に何らかのご返信をしています。

即答できない内容についても、「確認中です」など中間の返答を入れるようにし、
「連絡を放置されている感」を与えないよう注意しています。

相談のスピード感が合うかどうか。
これは、ひとり社長にとって“見えづらいけど重要な判断基準”のひとつです。

まとめ:なんとなくの違和感は、未来のズレの予兆かもしれません

「特に不満はない。でも、なんとなくしっくりこない」
この感覚こそ、税理士との相性を見直すきっかけになることがあります。

手続き上のミスがないことはもちろん重要ですが、
本当に大切なのは、困ったときに迷わず相談できる相手かどうか
そして、その相談に対して、スピード感と温度感の合った対応が返ってくるかどうかです。

当事務所では、チャットワークを使ったスムーズな相談体制と、
年2回のシンプルな面談スタイルで、ひとり社長の皆さまと無理のない関係性を築いています。

「今の税理士で困ってはいないけど、もう少し話しやすい人がいいかも」
そんなふうに感じている方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

当事務所と顧問契約をご検討いただける方は、下記よりお問い合わせください。

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