〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-19-12 コルティス大塚6F-01
それなのに、税理士のことになると、なぜか腰が重くなる。
本当は今の税理士に不満がある。
でも、何も行動を起こさない。
理由は、ものすごくシンプル。
「めんどくさいから。」
そんな、どこにも書かれていない「ひとり社長のリアル」を、今回は掘り下げてみたいと思います。
ひとり社長の本音。
「今の税理士、連絡遅いし、クラウドにも疎い。でも、変えるほどでもないかな…」
──こうして、また1年が過ぎていきます。
不満はある。
でも、それで事業が直ちに止まるわけではない。
税理士が多少トンチンカンでも、なんとか決算は終わる。
「まぁ、致命的じゃないし…」
この“まあいいか”が、どれだけ経営の成長を止めているか、実は多くのひとり社長が気づいていません。
例えば、
質問しても「規定ではこうなっています」としか返ってこない
雑談すらなく、毎回かしこまった面談ばかり
税金の話しかしないので、事業の悩みは相談できない
「違和感」はあるけど、「致命傷」ではない。
だから変えない。
でも、そこにこそ落とし穴があります。
「税理士を変えるのって、どうするの?」
この疑問、案外多くの方が持っています。
書類をどうするのか、引き継ぎは?
税務署に何か出すのか?
前の税理士にどう伝えればいいのか?
ひとり社長にとって、“未知の作業”はストレスです。
しかも、いま依頼してる税理士に「やめます」と伝えるのは気まずい。
その結果、行動はこうなります。
「…ま、また今度でいいか」
こうしてズルズルと、来年も同じ人に頼むことに。
しかし現実はもっとシンプルです。
当事務所では、税理士変更にあたって過年度の決算書や総勘定元帳など、一定の書類をご用意いただければ、あとはこちらで手続きのご案内や引き継ぎの誘導まで含めて対応しています。
面倒に感じる部分も、最小限に抑えられます。
付き合いが長くなればなるほど、関係が固定化します。
たとえば──
今さら「経費ってどこまでOKですか?」なんて聞けない
「マネーフォワードで処理してるけど、実はよくわかってない」と言えない
つまり、質問のハードルが上がっていくのです。
これ、実は多くのひとり社長が抱えている“見えないストレス”。
特に、毎回電話でしか連絡が取れない税理士だと、
「わざわざ電話で聞くほどでもないし…」
と、自分の中で解決してしまう(=放置する)ケースが多くなります。
そうやって、わからないことが蓄積されていく。
そして、ある日ふと思うのです。
「…これ、誰に相談すればいいんだっけ?」
「対応は遅いけど、悪い人じゃないし」
「高いけど、一応付き合いあるし」
「融資のとき助けてくれたし…」
こうした“情”が、税理士変更を踏みとどまらせる大きな理由です。
ひとり社長は孤独です。
だからこそ、過去に少しでも力になってくれた人に対して、義理や恩を感じてしまう。
その気持ちは、とても人間らしいもの。
ですが、“経営判断”として見ると、その感情はときに足かせになります。
過去に助けてもらったのは事実。
でも、今の自分のフェーズに、その税理士が合っているかどうかは別問題。
その判断を避け、「まあいいか」で済ませる。
それが、“なんとなく変えない”最大の理由なのかもしれません。
結局のところ。
ひとり社長が税理士を変えない理由は、合理性ではありません。
「めんどくさいから。」
この一言に尽きます。
でも、“めんどくさい”という感情の裏には、
新しい人と関係を築く不安
手続きの曖昧さ
今さら聞けない小さな違和感
義理人情という感情のしがらみ
…こうした、いろんな“動かない理由”が詰まっています。
だからこそ、逆に言えば。
この「めんどくささ」を乗り越えた人だけが、違う景色を見られるのです。
当事務所との顧問契約をご検討いただける方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ・ご相談は、お問合せフォームもしくはチャットワークにて受付しております。
まずはお気軽にご連絡ください。
受付時間 | 10:00〜18:00 |
---|
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
---|
〒170-0004
東京都豊島区北大塚1-19-12
コルティス大塚6F-01
10:00〜18:00
土曜日・日曜日・祝日