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ひとり社長と顧問税理士の相性は、契約段階でほぼ決まる
たとえば、契約書の文言を一言一句チェックされ、「この表現は少し曖昧なので、修正いただけますか」とご要望をいただくこともあります。
こちらがご提示した契約書に、独自の条文案を添えて「こういう形ではどうでしょうか?」とご提案されることもあります。
また、「この“面談”という言葉は、年に2回の定期面談のことを指しますか?それとも初回の導入面談ですか?」というように、言葉の意味を丁寧に確認される方もいらっしゃいます。
こういったご対応には、ご本人なりのご不安や慎重さの表れがあるのだと思います。
とはいえ、税理士との顧問契約は長くお付き合いするものです。
その中で、「この方とは信頼ベースで前向きな関係を築けるかどうか」を見極めることも、私たちにとっては大切なポイントです。
もし、今の税理士とのやり取りに少しでも違和感がある方は、ぜひこの記事をひとつの参考にしていただければと思います。
契約内容を事前に確認されること自体は、ごく自然な姿勢です。
ただ、その確認が「この契約で損をしないか」「騙されるようなことはないか」といった警戒心から来ている場合は、どうしてもお互い構えてしまう空気になります。
信頼をベースにした関係づくりが、契約の段階からすでに難しくなってしまう可能性もあるのです。
だからこそ、「契約前に感じた違和感」は無視できない大事なサインになることがあります。
契約文言を気にされる方の中には、「本当に信頼できる税理士なのか」を確認したいというお気持ちが強い方もいらっしゃいます。
ですが、税務の世界は白黒がはっきりしない部分も多く、柔軟な提案が求められる場面も多々あります。
顧問契約の初期段階で慎重すぎる姿勢が見えると、「この方には保守的な選択肢しかご提案できないかもしれない」と、こちらも最小限の対応にとどめてしまうことがあります。
つまり、「文面を気にする」ことで、ご自身が本来受けられるはずの支援の幅を狭めてしまっている――ということにもつながりかねません。
顧問契約は「上・下」や「サービス提供者と購入者」といった単純な関係ではありません。
私たち税理士は、対等な立場で経営を支えるパートナーであり、ひとり社長にとっての“外部の頭脳”のような存在でありたいと思っています。
もちろん、私たちは報酬をいただく立場として誠実な対応を徹底しますが、必要以上に「お客様=神様」として接することが、かえって対話を歪めることもあります。
契約書の細部にばかりこだわるよりも、「お互いが気持ちよく仕事できる関係かどうか」を重視したいと、私たちは考えています。
これまで当事務所と良い関係を築いてこられたひとり社長の多くは、契約時にこう言ってくださいます。
「内容は大丈夫です。信頼していますので」
「気になる点があれば、都度相談すればいいですよね」
こうしたお言葉は、内容への無関心というわけではなく、「信頼して任せる」という明確な意思表示です。
そうした信頼を寄せていただけるからこそ、こちらも真摯に、柔軟に、力強くサポートしたくなるのです。
契約段階でのわずかな違和感が、のちの関係性に大きく影響することは、実際に多くの事例で実感しています。
顧問税理士との関係は、契約書の文字面以上に、「信頼できるかどうか」がすべての土台になります。
文言を丁寧に見ること自体は構いませんが、それに過剰な不安や警戒心が乗ってしまうと、長期的な関係の障害になってしまうこともあります。
私たちは、文面よりも「人と人」としての信頼の有無を大切にしています。
もし、今の税理士に対して“なんとなく話が噛み合わない”と感じていたり、少し違う方向性を求めているのであれば、一度当事務所のスタンスを知っていただけると嬉しいです。
未来志向で、一緒に前を向いていける関係を築ける方とのご縁を、心よりお待ちしております。
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