〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-19-12 コルティス大塚6F-01
ひとり社長専門税理士が語る、あえて捨てたサービスの理由
そんなふうに感じる方も少なくないかもしれません。
でも実は、“なんでもやります”という姿勢が、かえって本質をぼやけさせてしまうこともあるのです。
当事務所では、「対応の幅を広げること」よりも、「ひとり社長にとって本当に必要なサポートを、確実に、効率よく届けること」に重きを置いています。
そのために、あえて従来の税理士サービスでは“当たり前”とされていたやり方を、次々と手放してきました。
今回の記事では、なぜ私たちがそのような判断をしたのか。
そして、どんな方にこそこのスタイルがフィットするのかを、正直にお伝えします。
電話対応、訪問対応、紙での郵送ややり取り。
これらを廃止していると言うと、「冷たい事務所なのでは」と誤解されることがあります。
でも実際には、対応する業務自体は変わりません。
変えているのは“やり方”です。
電話は使わず、チャットやメールで対応(履歴が残って効率的)
打ち合わせは、すべてオンライン(画面共有ですぐ確認できる)
紙は使わず、すべてデータで完結(手間もミスも削減)
どれも、ひとり社長の時間と手間を減らし、「本業に集中できる環境を整える」ための選択です。
“やらない”のではなく、“よりよい形でやっている”というのが、当事務所のスタンスです。
こうしたスタイルは、当然ながら合わない方もいます。
電話で直接話したい方
対面でじっくり相談したい方
紙でのやり取りが安心な方
もちろん、そうしたニーズがあるのも理解しています。
でも、すべての人に合わせようとすれば、結局誰にも響かない中途半端なサービスになる。
アメリカの格安航空会社・サウスウエスト航空も、かつて「機内食なし・座席指定なし」で、当時の業界常識からすれば“ありえないサービス”として批判されたそうです。
でも創業者はこう語ったといいます。
「あらゆる選択肢を見たい人のための会社ではない」
そして実際、その割り切った方針が支持され、サウスウエスト航空は業界でも異例の高い収益性を長期にわたって維持。
価格競争の激しい航空業界で、長年にわたり安定した黒字経営を続けた稀有な存在となりました。
この言葉と結果は、まさに私たちのスタイルに通じます。
万人に好かれようとするのではなく、必要としてくれる人にだけ、深く届けばいい。
その姿勢で、私たちはサービスを設計しています。
「オンラインだと冷たそう」
「チャット対応だと人間味がないんじゃ?」
そんな印象を持たれることもありますが、実際には逆です。
チャットでは、相談内容の背景まで汲み取って回答
画面共有では、必要な資料をその場で一緒に確認
無理に“察して動く”のではなく、きちんとヒアリングして提案
必要なときに、必要な距離感で、しっかりと寄り添う。
それが、当事務所の基本方針です。
ただ“話を聞いてくれる人”ではなく、“一緒に前に進める存在”でありたいと考えています。
「うちは何でもやります」
そういった事務所もあります。ですが、ひとり税理士としてリソースが限られる中で、それは現実的ではありません。
だからこそ当事務所では、最初から明言しています。
・電話対応はしません
・訪問対応はしません
・紙のやり取りはしません
・定例の打ち合わせは設けていません
これらはすべて、「本当に力になれるお客様と、継続的な関係を築くためのトレードオフ」なのです。
すべての経営者に選ばれる必要はない。
でも、「まさにこういうスタイルを求めていた」という方には、強く響くサービスでありたいと思っています。
私たちは、手厚く丁寧な対応を否定しているわけではありません。
ただ、それが形式にとらわれて“中身が空っぽ”になるくらいなら、最初からシンプルで明快な関係を築くほうが良いと考えています。
電話じゃなくても、伝わるものはある
会わなくても、信頼関係は築ける
サービスを削っても、満足度は落ちない
むしろ、“余計なものを削ったからこそ選ばれている”という実感があります。
そしてこれは、ひとり社長ご自身の事業運営にも言えることです。
あれもこれもと手を出さず、
「自分は何をやらないのか」をはっきりさせることで、
お客様にとっての“選びやすさ”や“信頼感”がぐっと高まります。
今の顧問税理士との関係に違和感がある方、あるいはこれから税理士を探そうか迷っている方は、まずは下記よりお問い合わせください。
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