ひとり社長専門オンライン税理士が「ひとりで仕事がしたい」と言った日の話

 

新入社員のとき、支店長との面談で自分は泣きながら、こう言いました。

「もう、自分にはこの仕事が向いていない気がします。
ひとりで仕事がしたいです。」

社会人としてのキャリアが始まって間もない時期。
配属されたばかりの現場で日々の業務に追われながら、
頭の中が整理できないほどいろいろなことを考えすぎて、心身ともにいっぱいいっぱいでした。

今振り返ってみても、あのときの感情は自分の中でひとつの転機だったと感じています。

そして今、自分は“ひとり社長専門のオンライン税理士”として、独立して仕事をしています。

当時の「ひとりで仕事がしたい」という言葉が、今の働き方につながっています。

1. 支店に配属されたばかりの頃のこと

当時の自分は、スポーツクラブの支店に正社員として配属されたばかりでした。

学生時代から他の店舗でアルバイトとして働いていたため、現場経験はありました。

担当していたのは、主にジムエリアでの指導やサポート業務。

現場に出ながら、中の業務みたいな感じのこともこなしつつ、
仕事の流れを覚えるのに必死でした。

大きなトラブルがあったわけではありません。
でも、業務量や人との関わり、立場的なプレッシャーなど、
日々の小さな負荷が重なり、自分のキャパシティをじわじわと圧迫していきました。

2. 面談で伝えた「ひとりで仕事がしたい」という言葉

ある日、支店長との定期面談がありました。

その場で、ふと口をついて出たのが、

「もう、自分にはこの仕事、向いてない気がします。
ひとりで仕事がしたいです」

という言葉でした。

支店長は、少し笑って言いました。

「ひとりでやるって、何だよ。ろくろでも回すのか?」

言われた瞬間、内心では少しショックを受けたのを覚えています。

もちろん、今思えば冗談めいた言葉だったと理解できますが、
当時の自分には余裕がなく、ただ悔しさだけが残りました。

3. 「ひとりで仕事がしたい」の意味は“孤独”ではなかった

支店長とのやりとりを切り取れば、少し冷たく見えるかもしれませんが、
実際には何かと気にかけてもらい、多くの場面で支えていただきました。

今でも感謝しています。

ただ、当時の自分にとって「ひとりで仕事がしたい」というのは、
決して“誰にも頼らずに全部自分でやりたい”という意味ではありませんでした。

誰かに振り回されるのではなく、
自分の判断で動いて、責任を自分で取って、
納得できる形でお客様と向き合いたい。

組織の論理ではなく、自分の軸で仕事がしたい。

そう思っていたのだと思います。

4. ひとり社長は「すべて自分でやる人」ではない

今、自分はひとり税理士として独立しています。

とはいえ、実際の仕事は完全にひとりで成り立っているわけではありません。

お客様がいて、業務を手伝ってくれる外注がいて、
必要に応じて周囲と連携しながら、日々の業務を進めています。

「ひとり社長」とは、
物理的にすべてをひとりでこなす人ではなく、
意思決定と責任をすべて自分で担う覚悟を持っている人。

自分があのとき口にした「ひとりで仕事がしたい」という言葉は、
まさにそういう働き方を目指したものだったのだと、今になってわかります。

まとめ:「ひとり」とは、孤独ではなく“自分で決めること”

あのとき面談で口にした「ひとりで仕事がしたい」という言葉。

それは、誰かを拒絶したいのではなく、
自分の責任で、自分の考えで、自分の判断で働いていきたいという意思の表れでした。

そして今、自分はひとり税理士として、
その考えを大切にしながら日々の仕事に向き合っています。


今まさに、ひとり社長として事業に取り組んでいる方へ。

悩みながらも、自分で選んで前に進んでいること自体が、
ものすごく価値のあることです。

当事務所では、そうした“自分で選んで働く人”の意思を尊重し、
オンラインで無駄なく・適切な距離感でサポートしています。

今の顧問税理士との関係に違和感がある方、あるいはこれから税理士を探そうか迷っている方は、まずは下記よりお問い合わせください。

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