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ひとり社長専門オンライン税理士が語る、理想を現実に変えるシンプルな目標の立て方
そうした思いはあっても、毎日の業務に追われていると、なかなか前進できないものです。
とはいえ、人生のビジョンや大きな理想を掲げる必要があるかというと、必ずしもそうではないと私は思っています。
ひとり社長であれば、もっとシンプルに、「今よりこうなりたい」を数字にして、それに向けて動いていくくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
この記事では、私自身の考えとして、そうした現実的な目標の立て方と、それを日々の行動につなげる考え方についてお話しします。
世の中には「10年後の理想像を描こう」「人生の目的を定めよう」といった考え方がありますが、私は、そこまで構える必要はないと考えています。
ひとり社長にとって重要なのは、「今の延長で、どうなっていきたいか」を短期的・中期的なスパンで捉えることだと思います。
たとえば:
「毎月の生活にもう少し余裕を持ちたい」
「月にあと3件くらい、継続案件を増やせたら楽になる」
こうした現実的な願望を、数字に置き換えていく。
この作業が、自分の進む方向を明確にしてくれます。
私がこれまで関わってきたひとり社長の方々を見ても、短期〜中期の目標を持っている人ほど、動きが具体的で早いという印象があります。
たとえば:
「3ヶ月以内に、月5万円以上の継続収入を3件増やしたい」
「年内に手元キャッシュ500万円を目指す」
こうした目標を立てると、「では来月までにどうするか」「今週何をするか」と、自然と行動に落とし込まれていきます。
逆に、大きなビジョンにとらわれすぎると、動き出しが遅れることもあるように感じています。
やりたいことが漠然としていると、日々の業務で「何から手をつければいいのか」がわからなくなる場面があります。
そんなときこそ、「目標を数字にする」ことが有効です。
たとえば:
月商200万円を目指す
粗利率80%
継続収入が15件分+単発案件が毎月3件程度ある状態
こうやって分解すると、「今週中に営業DMを5件出す」「SEO記事を1本更新する」「既存顧客に単価アップの提案をする」といった行動につながります。
数字にすることで、“考えて動けない状態”を抜け出しやすくなる。
私はそう実感しています。
私自身、お客様とのやり取りのなかで、「ビジョンは?」と聞くことはほとんどありません。
それよりも、
「今、月にいくら手元に残っていれば安心か」
「どれくらい収入を増やせばいいか」
といった、すぐに行動に結びつく問いかけを大切にしています。
たとえば:
税引き後で月+50万円を残したい
そのためには利益150万が必要
ならば売上200万が必要
現状は月150万なので、あと2〜3件の継続案件が必要
ここまで落とし込めれば、今週・今月にやるべきことが見えてきます。
私自身も日々こうした逆算をしながら、動いています。
理想のライフスタイルや大きなビジョンを掲げることが間違っているとは思いません。
でも、ひとり社長という立場で日々の経営に向き合う中で、
私はむしろ、「短期〜中期の目標を定めて、それを日々の行動に落とし込む」方が現実を動かしやすいと考えています。
自分がどうなりたいかを明確にし、それを数字に変える。
そして、今日やるべき一歩にまで分解する。
それだけで、毎日の仕事の精度も、売上も、少しずつ変わっていきます。
数字に落とすことで、迷いが減り、行動が変わる。
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