〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-19-12 コルティス大塚6F-01
社長の顔色をうかがって、言いたいことも言わずニコニコする税理士。
一見“感じがいい”ように見えるかもしれませんが、
その関係性に、長期的な安心や信頼はあるのでしょうか。
今回は、オンライン税理士としての立場から、
ひとり社長にとって本当に意味のある関係性について考えてみたいと思います。
税理士もサービス業である以上、感じよく接することは必要です。
ただ、それと「社長のご機嫌を取る」ことはまったくの別物です。
相手に合わせすぎて、必要なことを言わない。
間違っていても指摘しない。
結果として、社長は判断を誤る。
──それでいいわけがありません。
ひとり社長にとって本当に必要なのは、
イエスマンではなく、黙って任せられる人です。
税理士は「何でも言うことを聞いてくれる存在」である必要はありません。
むしろ、そうなった時点で危険です。
本来、税理士は“法律と数字に対して忠実であるべき立場”です。
その視点を持っているからこそ、社長と対等に、緊張感のあるやり取りができる。
「この人は媚びない。でも必要なことは伝えてくれる」
──そう思える関係こそが、信頼につながっていきます。
私たち税理士の基本的な責任は、「正しく処理すること」です。
言い換えれば、間違いのない処理と申告で、余計なトラブルを起こさせないこと。
この土台があるからこそ、安心して事業に専念できます。
節税やアドバイスといった要素も、すべてはこの“正確な処理”の上に成り立つものです。
よく「気軽に相談できる税理士がいい」と言われます。
それ自体は悪いことではありませんが、
「気軽に相談できる=雑に扱っていい」ではない、ということは強調しておきたいです。
税理士は、友達ではありません。
顧問契約という“責任ある立場”として、処理に対して常に緊張感を持っています。
ふだんは柔らかく話しながらも、
要所では丁寧に筋を通す。
そうした姿勢にこそ、プロとしての誠実さがあると私たちは考えています。
税理士の役割は、単に処理をこなすだけではありません。
経営の全体像を俯瞰しながら、社長の判断を支える存在であるべきだと考えています。
とはいえ、こちらから意見を押しつけるようなことはしません。
私たちは経営者ではなく、あくまで税務の専門家です。
だからこそ、主役である社長の視界がクリアになるようサポートするという立ち位置を大切にしています。
そして何より、
お客様にはリラックスして税理士と向き合える関係性を築いていただきたいと心がけています。
形式的で堅苦しいやり取りではなく、
冷静かつ率直に意見を交わせる、そんな関係を築いていければと願っています。
対面じゃないと信頼関係は築けない──そう思っている方もいるかもしれません。
ですが、やり取りの本質がしっかりしていれば、オンラインでも深い信頼関係は築けます。
私たちのやり取りは基本的にチャットベースです。
その中でも、感情ではなく「論点」と「判断軸」を明確にしたコミュニケーションを大切にしています。
「言いやすい」「聞きやすい」だけの関係ではなく、
お互いに緊張感をもって、敬意をもって話せる関係。
オンラインだからこそ、そういった質の高さが問われると感じています。
「なんでも聞いてください」ではなく、
「必要なときに、必要なことを、必要な形でお伝えします」
──それが、当事務所のスタンスです。
税理士は、社長のご機嫌を取るために存在しているわけではありません。
必要以上にへりくだることも、イエスマンになることもありません。
目指しているのは、
「処理の正確さ」と「経営への冷静な視点」を兼ね備えた税理士です。
だからこそ、当事務所ではご機嫌取りのようなスタンスは取りません。
その代わり、長期的に事業を守るために必要な情報や視点は、責任をもってお伝えします。
今の関係にどこか違和感がある。
もっと本質的なやり取りができる税理士を探している。
そんな方にこそ、私たちのような存在が必要だと思っています。
今の顧問税理士との関係に違和感がある方、あるいはこれから税理士を探そうか迷っている方は、まずは下記よりお問い合わせください。
お問い合わせ・ご相談は、お問合せフォームもしくはチャットワークにて受付しております。
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