ひとり社長の会社設立後に差がつく、オンライン税理士選びと“選ぶ力”の磨き方

ひとり社長の会社設立後に差がつく、オンライン税理士選びと“選ぶ力”の磨き方

あなたは、自分で選んでいるつもりになっていませんか?

会社を設立した直後ほど、「何を基準に選べばいいか」がわからないもの。
税理士をはじめ、さまざまな“外部パートナー”との付き合い方で迷う人も多いのではないでしょうか。

オンラインで情報があふれる時代において、本当に重要なのは「判断力」、
つまり“選ぶ力”です。

それは、ひとり社長にとって最大の武器であり、最大の防御でもあります。

今回の記事では、会社設立直後にありがちな“選択ミス”を避けるために、
どんな視点を持っておくべきか。
そしてオンライン税理士との付き合いにも使える「選ぶ力のフレーム」についてお伝えします。

1. 情報過多の時代に、選ぶことは“防御”になる

今の時代は「良い情報が少ない」わけではありません。
むしろ、情報が多すぎて選べなくなる時代です。

  • 目立っている人=信頼できる人とは限らない

  • よく紹介されている=優秀とは限らない

「みんなが使っているから安心」「有名なところだから間違いない」
そんな感覚で選ぶと、後から「あれ?なんか違ったかも」と感じてしまうのです。

だからこそ、設立直後のひとり社長にとって、
「何を選ばないか」「誰を選ばないか」は、自分の身を守る重要な判断です。

2. 判断のズレは、なぜ起きるのか?「自動的反応」に要注意

選択ミスの多くは、「ちゃんと考えなかったから」ではありません。
むしろ「無意識に選ばされていた」から起こるのです。

たとえば、こんなパターンに心当たりはないでしょうか?

  • 「今だけ◯万円引き」に惹かれて即決

  • 「他にも多くの方が選んでいます」という安心感で契約

  • 「◯◯の専門家です」と名乗られて信頼してしまう

これらはすべて、よくある“心のスイッチ”を突かれている状態です。
こうした刺激に反応してしまうと、自分の基準ではなく「相手の演出」で選んでしまうことになります。

3. オンライン時代の「判断力」は、比較より“基準”で決まる

会社設立後、いろんな比較をしながら税理士を探す方も多いでしょう。
でも、数字やスペックでの比較だけでは、本質は見えません。

たとえば…

  • フォロワーが多い → 買っている可能性もある

  • 資格をたくさん持っている → でも実務や対応力は不明

だから大切なのは、“自分なりの判断基準”を持つことです。

たとえば、

  • オンラインでもスムーズにやり取りできるか?

  • 質問に対して、ちゃんとわかる言葉で返してくれるか?

  • 自分の事業や業界への理解があるか?

こうした定性的なポイントで選べる人ほど、満足度の高い関係を築いています。

4. 税理士選びにも応用できる「選ぶ力」

実際に、税理士選びで失敗したという話はあとを絶ちません。

  • 「有名だから」と契約 → 担当がコロコロ変わる大手で、会話が通じない

  • 「料金が安いから」と選んだ → 申告だけで終わり、相談に乗ってくれない

一方で、選ぶ力を持ったひとり社長は、違う視点で判断しています。

  • 自分の話を、ちゃんと聞いてくれるか?

  • 自分の業界や成長ステージに合ったアドバイスがあるか?

  • 税金のことだけでなく、経営の目線も持っているか?

選ぶ力とは、「相手の主張をうのみにしない力」であり、
「自分が大事にしたいことに、どれだけ目を向けられるか」という力です。

この力は、日々の判断の積み重ねで確実に磨かれていきます。

まとめ:選ぶ力を鍛えれば、会社設立後の経営はもっと楽になる

選ぶ力が弱いまま進んでしまうと、
本来頼るべき相手に気づけず、孤立した経営を強いられます。

でも、選ぶ力を持っていれば:

  • 無駄な出費や遠回りを減らせる

  • 信頼できる人とだけ長く付き合える

  • 自分で考えて動ける経営者になれる

そしてこれは、会社設立直後のひとり社長にとって、最大の武器です。

情報が多すぎる今だからこそ、
「選ばされる」のではなく、「自分で選ぶ」感覚を取り戻しましょう。

それが、オンラインでも信頼できる税理士と出会う最初の一歩になります。

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