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日本政策金融公庫の創業融資と信用保証協会の制度融資のどちらが良いか?

まずは日本政策金融公庫の創業融資がお勧め

開業後に受けられる融資というと、「日本政策金融公庫の新創業融資制度(以下、創業融資と呼びます。)」か金融機関が窓口となる「信用保証協会の制度融資」の2択になるのが基本かと思います。
 
お客様からよく聞かれるご質問として、「日本政策金融公庫の創業融資」と「信用保証協会の制度融資」のどちらを選べばいいか?と言うことがよく聞かれます。
 
私はそのご質問に対する回答として、まずは日本政策金融公庫の創業融資を受けることをいつもお勧めしています。
 
その理由として、
 
1.信用保証協会の制度融資は、比較的審査に時間がかかる。
 
2.日本政策金融公庫の創業融資は無担保、無保証、低金利であること
 
の2点が挙げられます。

信用保証協会の制度融資は比較的審査に時間がかかる。

信用保証協会の制度融資は仕組みが少し複雑で、窓口は民間の金融機関になり、お金を貸すときは信用保証協会が後ろ盾として付いており、お金を借りた人が万が一、お金を貸した金融機関に返済できなくなった際には信用保証協会が肩代わりすることになっています。
 
また、信用保証協会に対して本来支払う保証料や、金融機関に対して支払う利息を市区町村が補助する事にになっており、市区町村は、創業者との面談を通じて、「創業計画について問題がない」と認定して金融機関に対して紹介状を発行することになっています。
 
そのため、市区町村の指導員との面談が数回あったり、信用保証協会からもあらゆる資料の提出を求められたりするため、どうしても審査に時間がかかってしまうのです。
 
一方で、日本政策金融公庫の創業融資は、基本的に借入申込書と創業計画書を日本政策金融公庫に提出し面談をするというプロセスだけなので、審査は大体3〜4週間位になることが多いです。

日本政策金融公庫の創業融資は無担保、無保証、低金利であること

お金を借りる人が、万が一お金を返済できなくなった際に、金融機関側の損失を補うために不動産等を担保とすることがありますが、日本政策金融公庫の創業融資は基本的に無担保になります。
 
日本政策金融公庫の創業融資は基本的に無担保になります。
 
また、会社がお金を借りる際には、代表者個人が連帯保証人となることがありますが、日本政策金融公庫の創業融資はこれも基本的に無保証になります。
 
それから、お金を借りて返済する際に支払う利息は、創業したばかりの会社に対してお金を貸すのはリスクが高いため、理論的には高い利率になりますが、日本政策金融公庫の創業融資は低利率だと言われています。
 
理論的には高い利率になりますが、日本政策金融公庫の創業融資は定率だと言われています。

創業融資は優遇されている分、審査はそれなりに厳しい

なぜ、創業融資がここまで創業期の会社に対して優遇されている制度なのかと言うと、日本政策金融公庫が国が100%出資する機関であり、国としても、起業を促進していきたいという意図があるからだと思われます。
 
かといって、何でもかんでも審査が通ると言うわけではなく、優遇されている分、審査は厳しくなります。
 
優遇されている分、審査は厳しくなります。
 
審査に通るためにはどのようにすれば良いのかといった事はまた別の記事でご案内していきたいと思います。

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