「電話はあまり好きじゃないんです。できれば全部、チャットワークでやり取りしたい」

そんなご相談を受ける機会が、年々増えてきました。
ひとり社長の方にとって、毎日がすでに“時間との戦い”です。

それなのに、「ちょっと聞きたいだけなのに電話をしなきゃいけない」となると、
相談のハードルが一気に上がってしまう。

さらに、「訪問して話すのが前提」の税理士だと、
準備や時間の都合がつかず、ついつい後回しになりがちです。

では、“電話も訪問も不要”でちゃんと通じる税理士が、本当に存在するのでしょうか？
そして、そのような関係が本当に成り立つのでしょうか？

その答えを、実際の事例をもとに解説します。

多くの人が、「会って話す」ことに安心感を覚えます。
でもそれは本当に“中身のある会話”でしょうか？

あるひとり社長の方は、毎月1回、税理士とZoomで打ち合わせしていました。
ところが、内容はほぼ毎回「最近どうですか？」の雑談と、
会計ソフトを見ながらの数字確認。

「正直、あの時間なくてもよかったかも……」

そう感じたことがきっかけで、当事務所に切り替えていただきました。

その後は、必要なときに必要なことをチャットワークでやり取り。
お互いの空き時間に確認・返信ができるので、
むしろ「今までより早く、しかもスムーズに伝わる」と言っていただいています。

もちろん、必要に応じて面談の頻度を増やすことも可能です。
「今期の戦略を相談したい」「この資金繰り、大丈夫か判断してほしい」
といったご相談を受けることも多く、その場合は税金以外の内容でも柔軟に対応しています。

そうした面談は別途お見積もりのうえで行いますので、
無駄なことに時間もお金もかけない、というスタンスは変わりません。

「やっぱり会って話さないと伝わらないですよね？」
よく聞かれるご意見です。

でも、それって“相手がこちらの背景をわかっていない”からではないでしょうか？

通じる・通じないは、ツールや方法ではなく、
相手の“解像度”にかかっていると、私は考えています。

たとえば、あなたが
「売上が落ちてきたんですよね……」
と伝えたとき、通じる税理士であれば、こう考えます。

• どういう商材・サービスを売っているのか

• どんな販路があって、何がボトルネックになっていそうか

• 広告費や外注費の動きに変化はあるか

• 今期・来期の資金繰りに影響するかどうか

会って話さなくても、これらがわかっていれば、
「今どうすべきか」「どこを見直すべきか」を伝えることができます。

逆に、毎回毎回「売上は？利益は？経費の中身は？」とゼロから聞かれるような相手では、
いくら対面でも“通じる感覚”は持てません。

クラウド会計（マネーフォワード）をフル活用
画面を共有しながら、必要なポイントを的確に把握。
紙の資料や郵送は一切不要。非対面でも情報にタイムラグが出ません。

チャットは「即レス文化」ではなく「思考を深める文化」
思いつきで答えるのではなく、しっかり状況を把握してから返信。
Yes/Noだけでなく、選択肢・背景まで含めて返信するよう心がけています。

「質問がまとまらない」も遠慮なく
「なんとなくモヤモヤしてるけど、うまく言葉にできない」
そんなときでもご相談ください。雑談のような入り口でも、
一緒に整理していくうちに、本質的な課題が見えてくることもあります。

「会って話しても、なんだか通じてない気がする」
「電話するのも、どこか気を遣ってしまう」

そう感じたことがあるなら、もしかしたら“ツール”ではなく“関係性”が問題かもしれません。

当事務所では、すべてオンライン完結という形をとっていますが、
だからこそ無駄がなく、必要なことにだけ集中できます。

必要であれば、面談の頻度を増やし、税金以外のご相談にも対応しています。
ただし、「無駄な時間に付き合って、無駄にお金をいただく」ことはいたしません。

通じる相手と、最適な距離感で、無理なく長く続く顧問関係を。

当事務所との顧問契約をご検討いただける方は、下記よりお問い合わせください。